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テックポート株式会社のブログです。 技術情報や製品・サービス情報、 また未経験社員がデータサイエンティストを 目指す奮闘記など、更新していきます。

▲次のG検定は11月7日(土)!!

こんにちは!
テービーテックの村松です。

ディープラーニングG検定2020#3の受付が今月頭から開始されました。

試験日は11月7日(土)!

あと2週間ほどですね!
そろそろ勉強に本腰になっている頃でしょうか??

本日は試験勉強を続けていらっしゃる方へ向けて、
試験内容の知識ではないですが、
「受験のコツ」をご紹介しようと思います!

弊社では何名かが本検定を受験して合格してまいりました。
その中で培われた小ネタをご覧あれ、といった感じで
ちょっと姑息な話も含みます!注意!


過去に深津パイセンからもご紹介があったのでそちらもご参照くださいませ。
ds-blog.tbtech.co.jp
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G検定とは~さらっと振り返り~

ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。
参照:G検定とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】

G検定の「G」は「ジェネラリスト」の「G」。
ジェネラリストは上記引用の通り「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して事業応用する能力を持つ人材」を意味しているそうです。
つまり、技術的な人材というよりはビジネスサイドの方々を示していますね。

実際にはエンジニア関係の方も腕試しとして受けていたり、
AIを学び始めの初学者の方が基礎固めのために受けていたり、職業関わらず広い範囲の方が受験しています。
ちなみに私もAIに関わる序盤でG検定を受験しました。

覚えておきたい試験特徴

受け方のコツをお伝えする前に試験の特徴についてもおさらいしましょう。
要点は3つ
・試験範囲の広さ
・試験時間と出題数
・自宅受験

試験範囲の広さ

とにかく覚えるべき単語が多い!

機械学習・ディープラーニングの技術・手法から歴史的な話、最新の時事問題や法律関連まで幅が広いことも特徴のひとつです。
特に歴史・法律関係は実際に機械学習やディープラーニングに既に関わっている人でも初見となる単語が多い分野ですね。

試験時間と出題数

出題数が多い!なのに時間は短い!

G検定の試験時間は120分、
出題問題は平均的に220問前後。
単純計算で1問あたり32秒ほどで解いていかなければなりません。

自宅受験

自分で受験時の環境を整える必要がある!

コロナの影響で試験会場のような人の大勢集まる場所に行かなくていいというのは今のご時世プラスな要素の1つにもなりますね。
インターネットやテキストを見ながら解答をすることも可能です。

2種類のコツ

今回は上記3つの試験の特徴から
・受験準備のコツ
・受験中のコツ
の2つに分けてコツ(せこいものを含む)をお伝えしていきましょう。
私の個人的見解も含まれますので鵜呑みにせずに自分に合うものをぜひ取り入れてみてください。

受験準備のコツ

【丸暗記とカンペの使い分け】
カンペが必要な分野とそうでない分野をはっきりさせる!

G検定の広い範囲において、人によって暗記しやすい分野とそうでない分野が分かれると思います。
私は昔から年号とアルファベット頭文字の略語の暗記が苦手でした・・・

せっかくカンペを見れるならと全範囲に及ぶカンペを作ることも可能ではあります。(ネット検索すると色んなチートシートがありますよ!)
ただ、受験中に効率的に調べられるかと言われるとそうでもなかったり・・・
さらっと答えられる問題でカンペを使ったがために逆に時間を無駄にしてしまうのはもったいない。
そのため、カンペやテキストに付箋を付けるなどの準備をする際は自分の暗記できそうもない分野に絞ってみてください。
自分に合ったまとめサイトを見つけるのも1つの手です。


【デュアルディスプレイの推奨】
調べる専用の画面があるととっても快適!

解答用の画面は全画面で表示しておくことをお勧めします。
いちいち検索用の画面を切り替えるのは手間&時間ロスなので、
デュアルディスプレイがおススメです。
別端末を用意するでも良いかもしれませんが、コピペや右クリックからの検索機能が非常に便利なので。
もちろん、普段デュアルディスプレイに慣れていない人は使い勝手を確認&慣らしておくことも忘れずに!


【検索・索引方法の事前確認】
どう調べれば何がわかるかを確認しておこう!

デュアルディスプレイの際も使い勝手の確認と同じく用意している検索方法(カンペ・テキスト・ブックマーク・ネット検索)は試験前に試運転をしておきましょう。
[Ctrl]+「F」はもちろん、どの単語を検索するとどんなサイトがヒットするかも確認しておくと当日慌てません。
個人的には法律関連の問題が検索するのが大変でした・・・
事前にどこのサイト見ればいいか確認しておけばよかったな、と反省したり。

受験中のコツ

【時間配分の話】
時には後回しも戦略のひとつ!

試験勉強中に模擬試験や問題集に取り組む人も多いかと思います。
解いて正解かを確認するのも大切ですが、1問あたりにかかる時間も気にしてみてください。
説明文から用語を選ぶような問題は比較的皆さんさくっと解ける問題形式ではないでしょうか?
では、時間のかかる問題とは?
人によって違いますが、私は以下4つが思い浮かびます。

・計算問題:多くはないし、計算自体は簡単なことが多いけど面倒くさい。
・当てはまらない選択肢選べ系:選択肢が用語の説明系だと読むのに時間かかる。
・問題文が長い:単純に問題を読むのに時間かかって焦る。
・知らない用語・内容:検索に時間がかかる。

時間制限がある中で1問にかかりきりになるのは得策とは言えません。
後回しにすることも戦略のひとつです。
まずは全問解答することを優先させましょう。
ただし、後回しにするときは適当にでも解答をしておきましょう。
当てずっぽうでも25%であたりますし!
未回答はうっかり時間オーバーになったときにもったいないので・・・

試験中の画面は↓↓のようなイメージになります。
問題&選択肢の左上に「この問題をチェックする」という項目があります。
これをうまく活用して後で見直せるようにしておきましょう。


いかがでしたでしょうか?
G検定合格のために少しでも参考になる要素があったら是非取り入れてみてください。
ちなみにこんな感じのコツをちりばめたG検定対策本を刊行予定です・・・!
刊行日が決まりましたらまた宣伝させてください。