TPTブログ

テックポート株式会社のブログです。 技術情報や製品・サービス情報、 また未経験社員がデータサイエンティストを 目指す奮闘記など、更新していきます。

◆「在庫管理」とは?その目的と重要性!


こんにちは、マーケ・CS担当のざきっぺです。

近年では新型コロナウイルスの影響もあり、在宅勤務になった方も多いと思います。
しかしその一方で「出社しなければできない業務があるから出社してます」という方もいらっしゃいますよね。
特に"実際に目で見て確かめる必要がある業務"としては・・・
「在庫管理」ではないでしょうか。

「在庫管理」と言えば、
・注文が入ったのに欠品していた!
・たくさん仕入れたら置く場所がない!

こんなお悩みに直面することが一度はありますよね?
ざきっぺも前職にて消耗品の仕入担当でしたので、苦労はよく分かります・・・。
(その日に使う分が足りなくて、会社で2番目に偉い人に仕入先まで取りに行ってもらうなんて大失態をおかしたことも(笑))

でも中には、

・在庫管理ってそんなに大事なの?
・在庫はたくさん持っておけばとりあえず安心でしょ
・そもそも在庫管理ってなんなの?

こんな方々もいらっしゃると思いますので、ざきっぺが回答します!


在庫と在庫管理

在庫とは原材料や仕掛品、もしくは完成した製品(商品)など、
企業をはじめとする組織が持つ"資産"のことを指します。
小売の場合、店頭に並ぶ商品というよりかはそのバックヤードに持つものを「在庫」と言ったりしますね。
小難しく書きましたが、皆さんがイメージする「在庫」という認識でOKだと思います。
そして"資産"というとおり、お金に相当するモノです。

そして在庫管理とは、生産や販売の状況に合わせて在庫の数量を適切に維持するように働きかけることです。
要は、「いつもちょうどいい量を持っておくように気を付けること」です。

在庫管理の目的

在庫管理とは「いつもちょうどいい量を持っておくように気を付けること」と書きましたが、
まさに「ちょうどいい量を持っておくこと」が在庫管理の目的です。
それっぽく言うと「適正在庫を維持する」ですね。

「適正在庫」ってどのくらいなの?ってとこなんですが、
少なすぎると欠品を起こして機会損失するし、多すぎると保管場所を圧迫したり保管料が無駄にかかってくるので
『少なすぎない、でも欠品を起こさない最小限・最低限の量』となります。
とてもあいまいな書き方なんですが、適正在庫を維持すると会社のキャッシュフローに良い影響が出てくるんです。

在庫管理の重要性

「でも在庫は多めに持っておいたほうがよくない?仕入れ品だったら、まとめて買ったほうがお得だったりするし・・・」

元仕入担当としてはその気持ち、すごくわかります(笑) 何度も仕入れるの手間ですしね・・・
が、担当個人としてではなく会社全体として見たときに、在庫を多く持つことは良くないんです。

「適正在庫を維持できるとキャッシュフローに良い影響をもたらす」と書きました。
もう少し前に戻ると、「在庫とは資産(お金に相当するモノ)」です。

お金に相当するモノだけど、お金ではないので持っているだけでは利益にはなりませんよね。
在庫を売ってお金にしないと、会社は資金繰りに困ります。

更に在庫は長く持つと劣化などで価値が下がります。
なので、機会損失を起こさない程度の最小限の在庫(=適正在庫)を持つことが
お金の流れ(キャッシュフロー)を改善し安定的な会社経営に繋がります。



どうでしょう、在庫管理とは何か、少しでも伝わったでしょうか?
在庫管理の業務自体は地味で面倒なものかもしれませんが、その意義は大いにあります。
「しっかり在庫管理したほうがいいんだろうけど、何から手を付けていいか分からない…」
そんな方もこちらからお問合せ待ってます!
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次回は在庫管理のやり方について投稿します。

執筆者:ざきっぺ

テービーテック入社4年目。前職は食品加工業の工場勤務。
eeeCLOUD在庫管理システムのカスタマーサポート。マーケティング兼務になって半年。社内イチのお調子者。モンハンライズ サンブレイクが楽しみすぎる。
https://www.tbtech.co.jp/