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テックポート株式会社のブログです。 技術情報や製品・サービス情報、 また未経験社員がデータサイエンティストを 目指す奮闘記など、更新していきます。

◆ロケーション管理とフリーロケーション管理


こんにちは、マーケ・CS担当のざきっぺです。

前回は在庫管理の方法をご紹介しました。
ds-blog.tbtech.co.jp


今回は在庫管理をするにあたって
「アイテムごとに置き場所を決めた管理をするかどうか」
という在庫管理ルールについてご紹介します。


倉庫の中で、アイテムごとの置き場所を特に決めないで在庫管理することフリーロケーション管理
アイテムごとに置き場所を決めて在庫管理することロケーション管理といいます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、これから在庫管理を始める方はどちらをセレクトするかの判断材料に、
既にどちらかをセレクトして管理されている方は課題と照らし合わせてみてくださいね:)

フリーロケーション管理

倉庫の中でアイテムごとの置き場所を特に決めずに管理する方法がフリーロケーション管理です。

メリット

・入庫作業時、何も考えず空いているスペースにどんどん置いていくので時間がかからない ドサドサ( ^^ノ) ノ■
・倉庫内スペースを最大限に使える(省スペース)

デメリット

・どこに何があるかが分からないので、出庫作業時のピッキングに時間がかかりがち。
・倉庫内が乱雑になりがちなので整理整頓を意識的にやらなければならない


在庫を保管する倉庫が比較的小さめ、もしくは管理する点数が少ない小~中規模企業さん向けの管理ルールと言われています。


ロケーション管理

倉庫の中でもアイテムごとに細かく置き場所を決めて管理する方法がロケーション管理です。
具体的な置き場所のことを「ロケーション」または「棚番」と呼びます。

メリット

・常に整理整頓される キレーイ(*'ω'*)
・出庫作業時に探す時間が短く済み、効率的にピッキングできる

デメリット

・人為的ミスが発生する(置く場所を間違えてしまう)
・倉庫内スペースが有効的に使えない場合がある(ある場所はパンパン、ある場所はスカスカ!)


在庫を保管する倉庫が比較的大きめ、もしくは管理する点数や種類が多い
中~大規模企業さん向けの管理ルールと言われています。


参考情報 「ダブルロケーション管理」

ロケーション管理とフリーロケーション管理を掛け合わせた「ダブルロケーション管理」という在庫管理ルールもあります。
簡単にご紹介すると、
入庫時:フリーロケーション管理の保管エリアへ運ぶ
出庫時:ロケーション管理のピッキングエリアから持ち出す
といった具合に、入出庫によってエリア分けをする方法です。

入庫時はフリーロケーション管理のメリットが、出庫時はロケーション管理のメリットが効いてきます。ヨイショー( *'ω'ノ) ノ■
んが、
保管エリアからピッキングエリアへの在庫の移動作業が発生するので手間ですし人員が必要になります。
比較的規模が大きい企業さん向けになるかもしれません。


いかがだったでしょうか。
ロケーション管理とフリーロケーション管理、どちらが自社に合っていそうでしたか?
あくまで規模を基準として中小規模企業向き・大規模企業向きと記しましたが、取り扱うアイテムの種類や量にもよって向き不向きは変わりますので、メリット・デメリットを比較して検討してみてくださいね。
また、このようにフリーロケーション管理・ロケーション管理は在庫管理の基礎部分となるので、在庫管理システムを選定するときは自社で行っている管理方法に対応する機能があるかちゃんとチェックしてくださいね!

テービーテックのeeeCLOUD在庫管理システムは、フリーロケーション管理とロケーション管理どちらにも対応しています(^^)/
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もちろんeeeCLOUD在庫管理システム単体でもフリーロケーション管理・ロケーション管理をサポートできるのですが、
現場と連動して入出庫データを登録したい、効率的に作業したいという場合はオプションのハンディターミナルをご検討くださいね。
ハンディターミナルがあれば、アイテムもロケーションの指定もQRコードをピッと読むだけでできちゃいますよ:)♪
ハンディターミナルについてはまた別の機会に詳しく書かせていただきますが、「チョットいいかも」と思われた方はお気軽にお問い合わせくださいね~♪

執筆者:ざきっぺ

テービーテック入社4年目。前職は食品加工業の工場勤務。
eeeCLOUD在庫管理システムのカスタマーサポート。マーケティング兼務になって半年。社内イチのお調子者。モンハンライズ サンブレイクに忙しい。やっとMR100突破。
https://www.tbtech.co.jp/