今回は自社製品の販売を行っているお客様のカスタマイズ事例についてご紹介します。
お客様の状況
業務内容
・自社製品の製造および販売
業務課題
・3000台以上にも上る多くの設備を有しているため、各設備毎の保全管理の進捗状況や承認状況がわかりませんでした。
・各設備に対して保全対応した人や承認した人が誰だかわからず、特定するのが大変でした。
設備保全システムに求めること・実現したいこと
・設備ごとの保全進捗やステータスを一目で把握できるようにしたい。
・設備ごとの保全に関わった人を遡及できるようにしたい。
テービーテックからの改善提案
①視覚的にステータスを把握できるよう、画面上のアイコンへ色付けを行う
②システム上で保全実績を登録する際にログインユーザ名および日時を自動登録する
カスタマイズ事例
ステータスごとにアイコンを色付け
①視覚的にステータスを把握できるよう、画面上のアイコンへ色付けを行う
eeeCLOUD設備保全システムは「保全カレンダー」の画面にて、星取表形式で実施/未実施を把握する仕様となっています。
ステータス毎に色を決めることで、視覚的に状況把握できるよう対応しました。
ログインユーザー情報を保全実績に自動登録
②システム上で保全実績を登録する際にログインユーザ名および日時を自動登録する
保全実績を登録する際の画面に「担当」「確認」「承認」のボックスを追加し、
ログインユーザの名前及び登録日時を自動で登録するようなプログラムとしました。
自動登録による工数削減と、インシデント発生時のスピーディーなトレーサビリティーを可能としました。
導入・カスタマイズによる効果
- 設備毎に保全進捗状況を色分けし視える化したことで、保全カレンダー上でステータスが一目でわかるようになりました。
- 担当者以外の部門においても保全計画の進捗状況を把握できるようになったため、確認工数の改善効果が見られました。
- 保全担当者をログインユーザ情報から自動登録することによりインシデント発生時の遡及が容易になり、状況確認や原因究明などに対しても効率的になりました。
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