本日の関数:range()
こんにちは。
テービーテックの村松です。
本日ご紹介する関数は「range()」。
※※これまでご紹介した関数はこちら※※
どんな関数?
Pythonの組み込み関数のひとつ。
返り値はrange型ですが、そのまま使用することはあまりありません。
連番のリストを作成する時や、
for文を使う際にループの回数を指定するときなどによく使います。
引数は?
range(start, stop, step)
引数は、
- start:始まりの指定。指定しない場合は0。
- 範囲の指定。startからstop番目まで。※stopの値は出力に含まれない。
- 何個ずつ増加するかを指定。指定しない場合連番となる。
使ってみよう
コード
range(stop)の場合
#0から任意の値までを連番で出力 list(range(3)) ##結果 [0, 1, 2]
range(start, stop, step)の場合
#1から6番目(5)まで list(range(1, 6)) ##結果 [1, 2, 3, 4, 5]
range(start, stop, step)の場合
#1から10までの間を2個ずつ増加する list(range(1, 10, 2)) ##結果 [1, 3, 5, 7, 9]
逆順もできます。
#10から1までの間を2個ずつ減少する list(range(10, 1, -2)) ##結果 [10, 8, 6, 4, 2]
for文で使うときの例。
リストの要素分の回数処理を行いたい場合はlen()を使います。
l = ['朝', '昼', '晩'] for i in range(len(l)): print('これは本日、' + str(i+1) + '回目のごはんです。') ##結果 これは本日、1回目のごはんです。 これは本日、2回目のごはんです。 これは本日、3回目のごはんです。